【認知症・看護】認知症の内訳 ~認知症を知る~

看護

前回は【看護】認知症に至るまでの三段階 ~認知症を知る~にて、認知症に至るまでの三段階についてみてきました。
今回は、認知症の内訳をみていきましょう。

厚生労働省老健局より


厚生労働省老健局、認知症背策の総合的な推進について(参考資料)令和元年6月20日の資料、P2より
表にあるように、アルツハイマー型認知症が67.6%と最多、次いで血管性認知症が19.5%と全体の87.1%を占めています。

原因疾患の細かい内訳については、下記の表のようになっています。

厚生労働省老健局、認知症背策の総合的な推進について(参考資料)令和元年6月20日の資料、P2より

代表的な認知症の発症原因と症状です。

厚生労働省老健局、認知症背策の総合的な推進について(参考資料)令和元年6月20日の資料、P6より

認知症疾患診療ガイドライン資料、P192より

認知症疾患診療ガイドラインの資料は2009年のものであり、厚生労働省の資料h2013年のものであるため、疾患の占める割合いが異なると考えられます。
ここでは

血管性認知症:39.8%
アルツハイマー型認知症:25.4%
頭部外傷後後遺症:7.7%
前頭側頭葉変性症:3.7%
アルコール性認知症:3.5%
レビー小体型認知症:3.0%

となっています。
若年性認知症:65歳未満
10万人あたり47.6人で男性>女性となっています。

まとめ

2009年と2013年の資料でアルツハイマー型認知症が占める割合が大幅に増えています。頭が悪いので、僕には原因なんてわかりません。集計方法が違うのでしょうか。
次は【認知症・看護】アルツハイマー型認知症の病態経過 ~認知症を知る~についてです。
限界。

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