栄養

輸液のキホン④では、浸透圧とは、血漿の浸透圧、低張液、等張液、高張液について書いています。臨床現場では色々な輸液を投与することで、細胞がどのように変化するかを想像し、少しでもアセスメントにつなげることが出来たらと思います。

輸液のキホン③では、血液のpHや組成について、リンゲル液、乳酸リンゲル液について勉強していきます。リンゲル液とはし生理食塩水にカリウム、ナトリウムを加えたもの、乳酸リンゲル液はさらに乳酸ナトリウムを加えたものです。輸液によるアシドーシスの防止が目的になっています。

輸液のキホン①で体内の水の分布、体液とNa濃度、輸液のNa濃度について記述しました。輸液のキホン②では、代表的な輸液についてもう少し詳しく解説していきます。輸液に応じた水の分布を知ることで、病態に応じた輸液のオーダーの目的もわかるようになると思います。

看護師として働きだしたけど、輸液の種類が多くて、どういう目的で使用したり、オーダーが出てるのだろうと思ったことはありませんか。患者さんの身体に入るものですし、投与する意味や中身を知っておくことは、看護のアセスメント、治療の方向性、治療段階を考えたり知るために重要だと考えます。一緒に覚えていきましょう。

栄養士になって、栄養指導を始めたものの、患者が興味をもってくれない 患者の病態を調べて、データを見て資料を用意したのに…なんでだろうと思ったことはありませんか。