【看護】ヤールの分類 〜やるか!やるか!やるしかない!〜

看護

やる気が起きない…何事にもやる気が。
なんていう時ありますよね。

自分が完璧主義だったり、理想が高かったりすると余計にしんどくなりがちです。

そんな時は、自分を「ほめる」ハードルを低くしてみましょう。

例えば、今日生きてるだけでえらい
ちゃんと朝起きて、遅刻せずに出勤した
朝ご飯を食べた

とか。普通にできていることを「認める」と意外と、心や気持ちが楽になります。

ブログ書いてる。えらい!(^^)

さて、今回は、パーキンソンの患者さんに出会ったので、ヤールの分類について書こうと思います。(‘_’)
まず、パーキンソンってどんな病気かです。
厚生労働省によると

パーキンソン病は脳の黒質のドパミン神経細胞の変性を主体とする進行性変性疾患である。4大症状として
①安静時振戦
②筋固縮
③無動、寡動
④姿勢反射障害を特徴とする
このほか
⑤同時に二つの動作をする能力の低下
⑥自由にリズムを作る能力の低下を加えると、ほとんどの運動症状を説明することができる。
近年では運動症状のみならず、精神症状などの非運動症状も注目されている。発症年齢は50~60歳に多いが、高齢になるほど発病率が増加する。40歳以下で発症するものは若年性パーキンソン病と呼ばれる。この中には遺伝子異常が明らかにされた症例も含まれる。

とあります。
もう少し、掘り下げたいですが、また今度の機会に。
簡単にすると、運動するために必要な物質が脳から出にくくなることによって、運動に支障が出る感じでしょうか。

次にヤールの分類というものがあります。
それは、パーキンソン病がどの程度、進んでいるのかを判定する指標です。
今回のテーマですね。
それが、どんなものか見ていきましょう

病期(ステージ)
ヤールⅠ度:症状や徴候が一側性である
ヤールⅡ度:左右両側に症状や徴候があるが、体幹の症状がない
ヤールⅢ度:姿勢反射障害などの体幹の症状があるが、日常生活には介助が不要
ヤールⅣ度:日常生活に部分的介助が必要な状態
ヤールⅤ度:日常生活には全介助が必要な状態

今回、病院でお会いした患者さんはⅣ度の状態でした。
歩行にもふらつきが出ており、また立位での意識消失による転倒、ふるえなどの症状が出ていました。

パーキンソン病の進行速度は人それぞれで、5年以上経過してもヤールⅡ度のままの患者さんもおられる一方で、5年以内にⅣ度まで進んでしまう患者さんもおられます。
ヤールⅢ度以上の症状では厚生労働省の特定疾患医療制度の対象となるとのこと。

かかりつけの病院で教えてくれるかもしれませんが、医療制度があることや、医療制度の対象となるかどうか等を知っておくことも、生活していく上では大切です。

今回は、以上になります。
ありがとうございました。
ブログ書いた。えらい!自分を認めてあげよう~(^^)

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